🍀ちょこみんと🍀 幸せ探しの旅

人生迷いながらも、微々たる己の歩みを信じて、日々生きています。私の見つけた小さな幸せが、読んでくださった方に届いたなら、とても嬉しいです。

雪のち花々〜百合が原公園

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数日前には雪が散らついたものの、三月の終わりには硬い土を割って、北国にも春の花が咲き始める。今日は、札幌の百合が原公園を散策。

 

入口を入ると、右手の花壇の中に、スノードロップがひっそりと咲いていた。「雪の雫」のように真っ白な花びらと、黄緑色の斑。楚々とした佇まいで、健気な立ち姿が愛おしく思える。「待雪草」という和名は、現在あまり使われていないけれど、日本で初めてこの花に出会った人々は、やはり雪を連想したのかなぁと想像する。

 

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これは、クリスマスローズの一種で、ヘレボルスニゲルという花。やはり土を割って出てきたばかりの風情がよい。爽やかな風の中、凛と立っている。青空に向かって伸びていく力強さに心惹かれる。スノードロップ同様、入り口付近の花壇で見られる。まだまだこれから見頃を迎えそうだ。

 

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最後に、マンサクの花。細長い花びらが木の枝の先を彩っている。目立たないので、うっかりしていると見過ごしてしまいそうだが、黄色の小さな花に、春を見出す余裕を大事にしたいものだ。

 

青空の下、小さな春を見つけて歩くのは楽しい。これから北海道では、一斉に花々が咲き出す。また春を見つけに出かけよう。